14時に起きた。

小麦の奴隷というパン屋があった。「奴隷」って店名とかに使ってもいいんだ? 「地雷」「爆死」などに近く、センシティブな語という印象があった。堀江貴文がプロデュースしているフランチャイズチェーンらしい。
姉の家に行った。一年ぶりくらいに甥と会った。甥は現象や生成ではなく、存在だった。1歳の甥は最近靴に関心があるらしく、玄関で僕の靴を見ていた。玄関にはもう一人の姉が体育座りをしていた。用事があってここに来ていたらしい。

おいしポップコーンを食べながら紅茶飲みながら、話したりスマホいじったりした。ここの姉の家にはテプラをプリントできる機械があって、もう一人の姉がここに来ていた理由は「♪時には…」のテプラを新しく入手するためらしかった。姉は白日がやたら好きで、以前ここで「♪時には…」というテプラをたくさん作ったらしいのだが、スマホケースに貼ったり職場で配ったりしていたら、もっと必要になったそうだ。

スマホアプリと連携していて、簡単に好きな文字をプリントできた。昔、子供の頃に家にあったテプラ製造機は本体にキーボードがついていて、それを打ってプリントする文字を設定していた。時代の変化。

僕も時にはテプラもらった。
僕がここに来た理由は、先日頒布した同人誌を姉に贈るためだった。でも本はイベントで完売しちゃったので、あげることはできなくなった。代わりに自分のやつを、見本として持ってきた。読んでもらった。甥も興味深そうにしていたので、読ませた。
甥は車? 汽車? 「ブーブー」の玩具を手に持った状態で壁や人を殴っていて、姉はそれをやめさせようと注意していた。乗り物を見るとなんでも「ブーブー」と言い、動物を見るとなんでも「ワンワン」と言うらしい。テレビでPUIPUIモルカーを流したら、「ブーブー」と言っていた。モルカーは乗り物判定なんだ。
姉二人が談笑したり甥と遊んだりしてるあいだ、僕はソファに座ってiPadで絵を描いていた。姉二人と一緒になると上手く話せない。話したいと思ってもいないけれど。途中で義兄(甥の父)が帰ってきて、なおのこと話せなくなった。甥っ子とのインタラクションも相変わらず苦手だった。姉、姉2、甥、義兄、僕。あの場って5人いたのか。とても5人もいるとは思えなかった。僕がいなかったな。僕ってちゃんとコミュ障なんだなと感じた。
あと、義兄のコミュ障じゃなさもすごいなと思った。前から思っていたけれど、義兄は肩に力が入っていなくて、堂々としていて、気さくに喋る人だ。物怖じする感じがあまりない。僕じゃなさすぎる。人間って発達のしかたでここまで別種になるんだ。
甥を見ていて、一度すごく嫌になった瞬間があった。水の入ったコップを甥が持って乾杯のしぐさをしたとき、姉二人が笑った。甥は自身も笑顔を浮かべながら、まず母親の方の姉を見て、そのつぎに伯母の方の姉を見て、そして最後に僕の顔を見たのだ。甥は、自分の仕草がうけていたかどうか、我々姉妹弟の顔を順番に見て、確認していたのだ。笑わなかった僕は、甥と目が合ったとき真顔だった。そのことに罪悪感をおぼえた。1歳の子供に笑顔を返さない自分が、虐待をしているような気がしたのだ。そして罪悪感をおぼえさせられたことに腹が立った。
姉夫婦に別れを告げたあと、僕は伯母の方の姉について行って、そっちの家に行った。

姉が最近作った自作ぬい。かわいい。
姉がLISA: The Painfulを遊んでいるところを横で見ていた。やっぱり素晴らしいゲームだなあ。BGMやばすぎる。
その後、絵の続きを描いた。iPadの充電が切れるまで、集中して描き続けられた。早く終わらせたい。とにかく完成させる。変に考え込まない。
2時47分。薬を持ってくるの忘れたせいで眠れない。姉はもう寝てしまった。暗闇の部屋でスマホ打つのがしんどかったので、姉の邪魔にならないよう玄関に移動して電気をつけて今これを書いている。今度は僕が玄関に体育座りをする結果に。体痛い。不安。腹が減った。唇が乾いて痛い。空間が限定されていて苦しい。
もう目を開けたくないので、曲でも聴くか。寝るまで。