夢枕にドーナツ

2025 - 01 - 06

医療の過剰発達により、ほとんどの人が不老不死となった世界。とある看護専門学校を舞台とした学園バトルアニメ。の夢を見ていた。人類はほぼ死ぬことはなくなったが、代わりにdepressionの深まりによる寝たきり/引きこもりが事実上の死として蔓延している。彼らはやがてdepressionを具現化させ、魔物のようなものを生み出す。魔物は発現者が”健常”だった頃に強く望んでいたことの裏返しのような破壊的行動を(要はプリキュアの敵みたいに)繰り返す。A看護専門学校の学生たちはそのような魔物をしばき、人々をdepressionの闇から救うための戦闘技能を叩き込まれたエリート能力者集団である。不死身の性質を生かしたバトルが魅力的な作品。

この世には二種類の人間がいる。ハードオフに通う者と、そうでない者。僕は後者だ。

昨晩朝10時まで眠れなくて困った。困るのも辛いので頑張って瞑想してたら、いつのまにか寝てた。19時に起きた。でも布団から出られない。リズムが崩れてしまったことで、どうすりゃいいのかわからなくなった。

今日は雨だった。東京では「40日ぶりのまとまった雨」らしい。確かにここのところ、ずっと晴れていた。いまの僕のdepressionの深まりは、この天気が関係しているかもしれない。あと、昨晩筋トレの内容を少し変えたことも関係あるかもしれない。他にも色々、関係あるかもしれない。心当たりはあった。

さむくて布団から身体を出せないから、膝を折りたたんで脛をハープみたいに奏でることしかできなかった。寝起きは身体の末端が冷えてたまらない。血流が睡眠モードみたいになってんのかしら。しばらくブルブルしていると、指先も足も温まってきた。

寝たきり。カフェのBGM流して、瀟洒な寝たきりになった。瀟洒なので、今日はNo Twitterでいく。

親友に、大阪に仲の良いグループで集まってボードゲーム会をしないかと誘われた。とても行きたかったけど、断った。昨年の自分だったら二つ返事でOKしていただろうけど、今年は遠出を減らそうと思ってる。体調の安定を優先する。

やっぱり食べないとだめだな。エネルギーがないから動く気力もない。身体もいい加減、横でいることに飽きてきた。リズムが崩れた日も、ゲーム作りをすればいいんだな。ライフワークとはそういうものか。散歩も日光浴もだめになっちゃったけれど、とりあえず机に向かうのだ。今から食べて、薬飲んで、シャワー浴びて、昨日やろうとしていたUnityの基本シーンをつくる作業をやる。こういうリズムの崩れた日をいかにリカバリーするかで、決まるからね。瀟洒 or Die。

ご飯はおでんとレバーと ゆずの入ったなます だった。おいし~っ。血糖値スパイクによる眠気に襲われた。祖母が買ってくれた瀟洒なドーナツを最後に食べようと思ってたけど、あとで食べることにした。でも冷蔵庫に戻したら、絶対食べるのを忘れる。悩んだ末、僕はドーナツを机から手の届く位置にある窓際に置いた。カーテンの向こう側にやって、窓の冷気で冷やしておく。

ウッ

誘導されたかのように布団に戻って寝そべってしまった。「誘導されたかのように」って。すごい他責思考だな。血糖値のやつです……いや、一概にそうとは言い切れない。あす11時に学校に行かないといけないことが気になっていて、夜通し起きておくのも不安だから、あらかじめもう少し睡眠を摂っておこうと思ったのも、ある。いやそもそもパソコンは開いたけれど、やろうとしたけどできなかった。Unityをクリックできなかった。なんでだよ!

祖母に「あんたはいつ見てもずっと寝てて、さぼってるんだかしんどくて休んでるんだか、判らん」と言われる。しょっちゅう言われる。僕は、その二元論を考えることはもうやめている。

起きるまで寝る。

若い夫婦とその子供の三人家族に、僕と祖母は案内されていた。公園の柵の向こう側にものすごく広くて面白い山道が伸びていて、それを僕たちに親切心で教えてくれたのだ。確かに冒険心をくすぐられるいい道だった。整えられていない木々の間を抜けていく。どの方向も見通しがよく、行き止まりがあるように見えなかった。やがてちょっとした起伏にたどり着いた。ここから途方もなく長い下り坂が伸びていた。舗装された道でないので、坂は松葉で覆われていた。三人家族の夫が「いくよー」と子供に声をかけながら、坂を滑り降りていった。子供もお尻をつけて滑っていった。妻も降りていった。僕も追いかけて滑ろうとしたが、一度祖母を見た。祖母も彼らの真似をして腰を低く滑走の体勢をとっていたけど、不安げに足踏みしていた。僕は祖母に話しかけた。「ここまでにして、僕たちは帰る?」祖母は「でもあの人たち親切で教えてくれてたから、わたし申し訳なくって」と言った。「こんなに降りたら、あとでその分登らなくちゃいけなくなるもんね。僕がいったん降りて、お礼を言って戻ってこようか」と言った。祖母は少し黙ったが、やがて息を吸い込んで、坂を下り降りた三人家族に聞こえるよう、声を張り上げた。「ごめんください。すごく素敵な道を紹介してくれてありがとう。申し訳ないんだけどわたし、ここからはちょっとついていく自信がなくってね。帰らせてもらいます。ごめんなさいね。帰りはわたしたちだけで大丈夫なので、皆さんはこのまま先へ進んでね。こっち戻ってこなくて大丈夫よ。ありがとう。楽しかったわ」

姉が赤ん坊を抱いていた。「かわいいよ。トロヤも抱っこしてみて」と言って、姉は赤ん坊をこちらに放り投げた。あまりに急に投げられたので僕はそれを受け取れず、赤ん坊は駐車場の地面に「ゴシャ」と落ちた。

起きた。2時半だ。夢見たなー。

コーヒーを淹れて作業しようかな。窓のドーナツは、無事かな。気分がすっきりした。

もしかしなくても最近このブログ、左右の余白が広くなってるよな? プラグインを一つ削除したせいだと思うんだけど、ちょっと一行あたりの文字が少なくて嫌です。今度スタイルシートを検めて、文字サイズ小さくするか、あるいは余白を狭めようかな。今日はやらないけどね。

机。ようやく作業を始められた。ユメギドは、時オカの「迷いの森」のようなシステムを軸にしたゲームにする。部屋には東西南北4方向に進む道があり、正しい道を選ぶと次の部屋に進める。間違った道を選ぶと、最初の地点に戻ってしまう。今からその「正しい道」の法則を決めていく。

ドーナツ無事

アルカトラズの囚人用ステンレスカップ、僕の持ってるコップの中で1番容積が大きいので重宝している。

ピーナッツバターのドーナツ。ピーナッツアレルギーというのが小さい頃から恐ろしいものとして刷り込まれている。世界仰天ニュースのせいだと思う。そのためか、ピーナッツバター味のものを食べると死に至る味がするっつーか、どこかで誰かが一人死んだんじゃないかという気がする。蕎麦とピーナッツは、アレルギーの中でもとりわけ殺傷力が高いイメージがある。

朝7時だ。ご飯食べる。進捗は芳しくない。というか、プリキュアの変身シーンを見ていた。見るのをやめた。今日はこのあと先輩の手伝いに大学に行くので、それまで起きている。最近の16時前後に起床するリズムを続けていたらいつまでも陽を浴びれないままになってしまうので、ちょうどいい機会だと思った。

アイデアわりと出した。一旦実装に移ろう。というか、実装に移るべきだ。アイデア出しでやった気になるな。形をつくる。

このまま寝ずに明日。