みちしお
14時に起きた。枕元にあるバナナと薬を飲む。枕元にバナナ置いて寝てる。1時間ほど固まって、起き上がった。昨日よりもスムーズ。起き上がる瞬間に感じる、心の底から世界を呪う気持ち。これは毎日新鮮にある。

最近運動をさぼっているなーと思いながら、散歩に出た。プールで泳いだり、筋トレやストレッチなり、ダンスの練習など、何かしらやるべきだと思うんだけど、うまく考えられなくてさぼってる。ダンス教室も入会ほやほやなのに、ちょっと今ユメギドの開発のことしか考えられなくって、初回以来行っていない。

電柱に小さい日本あった。

夕暮れが子供たちを追い払う時間帯だ。路上駐車しているトラックをよく見かける。その中で、作業着の男性が座席に身体を沈ませて眠ったり、スマホをいじったりしているのをよく見る。あの車内の空気が気になる。

ブランコを漕いでる。漕ぐと生まれる、持ち手の鎖がなす曲線とか見てる。それに合わせて自分の身体も甘い角度で折って、鎖の延長線になろうとしてみる。楽しっすぁ。
近くの遊具ではしゃぐ、女児と父親らしき男。女児が「ブランコやる」と言いながらこっち方面に近づいてきた。父親が太い声で「ブランコやりたいの?」と、娘に言うふりをした。僕はフーンと思った。ブランコを降りて、公園を去った。振り向かなかった。

俺のTwitter。鳥というリストがある。

祖母に任されたお買い物を済ませて坂を登っていたら、野良猫とすれ違った。あっ君、例の。猫も立ち止まった。見つめあった。野良猫は、左耳の後ろに禿げができていた。祖母が以前、しばらく餌付けしていた猫だ。人間を恐れている様子がないな。僕は写真を撮った。たしかにうちの猫と似てなくもない? いや、言うほど似てないぜ。祖母は目が悪い。
帰宅した。祖母に撮った猫写真を見せたら「あ、そうそうこの子よ」と言った。「最近はご飯あげてないの?」と訊くと、祖母は「あげてない」と言った。聞くに、どうやらあの猫は周辺住民からわりと可愛がられていたようで、他にも数人、餌をやっている現場を目撃したらしい。祖母以外にも太客はいたわけか。僕が「残念だったね」と言ったら、祖母は「残念じゃないわよ。お腹空かせていなくて、良かったわ」と言った。
今日の日光浴はこんな感じだった。1時間半以上歩いていた。腰が痛ェー。歩数記録を見てみたら、昨日も今日もおよそ9,900歩だった。散歩って、なんだかんだ時間がかかる。僕はちんたら歩くからな〜。うつ病や適応障害の回復期の者は、よく一日10,000歩以上歩くと良いと言われる。だがそれってなかなか、時間的にハードでは。少なくとも10,000歩歩くのにかかるくらいの時間は、ちゃんと「仕事以外」に捧げろということなのかもしれない。社会復帰を視野に入れている段階の人は、自分が今弱っていることを忘れてつい頑張りすぎてしまいリバウンドしがちらしいから。
意識的に、やらないこと。やる気のたぎる時ほど、これでもかと言うくらい休息を多めに摂る。自分の弱さ、足りていない能力を見つめて、誰とも比較せず、自分にとって無理のない高さにバーを設定する。
ゲーム開発するさー。

本日のスケジュール。昨日できなかった「電話」と「トイレ」のタスクを今日に繰り越した。あらためて順番考えた。「砂」「セーブ」「トイレ」「遷移」はシステムをどのような内容にするつもりなのか自分の中であまり定まっていないと気づいたので、一旦紙面で確定させてから作業する。
電話の音、デンパトウで作ったように自作しようと思ったけれど、少し調べたらとても良いフリー素材を見つけたので、購入してこれを使わせてもらうことにした。着信音をつけるつもりだったけど、この素材は保留音だった。ユメギドの場合、保留音を流すほうが良いと気づかされた。セレンディピティ。
サウンドを鳴らす仕組み。デンパトウでは「PlayPhone」「PlayHitSound」みたいに、音素材一つ一つにそれぞれメソッドを定義していた。これがなんだか無駄なような気がして、一般化を試みた。音声素材のパスと利用してるプラグイン内の静的クラスの定数とを対応付けるかたちで一般化する場合、リフレクションを用いなければならず負荷が大きくなる(らしい)……それを回避するためには事前に辞書型を定義する必要が出てくる(らしい)……それをするならもはや個別のメソッドを定義するのと面倒さは変わらず、本末転倒(らしい)……みたいな右往左往の混乱をしていた(らしい)。

回り道をしたあげく、特に難しくない形で汎用メソッドを作れた。プラグイン側が定義したクラスをわざわざ考慮する必要がなかったのか。無駄な右往左往をしたけれど、勉強になって楽しかった。一般化しておいてなんだけど、音については個別に調整したいことも多いので、それぞれのメソッドを作るのでもいいような気がしてきたな。工夫しているようで、実は面倒ごとを増やしているだけだったりする。プログラミング。やろうとしてる一般化作業によって、何が省略できるのか。自分は何を省略したいのか。あいまいになってくる。

吊り下がっている電話を設置した。チェックポイント的な役割(らしい)。

音と電話できた。一旦パソコンを置いて、頭の中で作業するモードになる。コーヒー飲む。コーヒーの海に棲息するクジラ。急に辛くなり、突っ立って5分くらいぼーっとしてしまった。昨日公園で休んでいた時と同じ心の動きだった。そういえば今日起きたとき、カラダファクトリーを予約した。明日。

何らかの限度を示す砂時計のアイコンを置いた。まるでUIのような顔をしている。良くも悪くも引き締まる。

トイレと遷移に使う音は、外で収録してきたいな。体力や気力的にはまだやれるのだけど、さっき直立不動していたときに、なんとなく、今日は昨日よりも早く作業を切り上げて寝よう、と、思った。疲労の波が、くるぶしくらいの高さまで来ているのがわかった。なんだか、ここで一旦引き返さないと、突然無理になりそう、そんな気が、した。水圧、膝まで浸かると、途端に身動きが取れなくなる(ら)(し)(い)から。セーブの仕様だけちょっくら入れて、寝よう。
セーブシステム、ちょっくら入れた。簡単。
ウス。