お兄ちゃんズバッテリーメソッド

2025 - 02 - 19

牡蠣「あててんのよ」

13時に起きた。変な衝動性が増して、無駄なことに時間を使ってしまった。おまけに睡眠時間も少ない。

人工太陽所持者から連絡が来た。

明るっ。でも色味的にセロトニン分泌に必須な460nm付近の波長を含んでいなさそうだったので、日光浴の効果は期待できないかな。お気持ちだけ受け取った。熱した鉄球みたいに明るいな。

天然太陽。

病院に来た。主治医経由でカウンセラーの方を紹介してもらうことができた。おしり事件以降連絡がなくてスタートがだいぶ遅れたけど、その間に僕のほうも色々あったので、ちょうどよかったかもしれない。紹介割みたいなやつで安く済んでいる。僕がやるかどうかは不明だが、紹介のカウンセラーは芸術療法という手法も採用しているとか。絵を描いて精神分析みたいなことなのだろうか。もしやることになったら、立派なキュウリの曼荼羅を描いてアッと言わせてあげちゃおうかな。

主治医に「太陽を浴びれない日もあるので、高照度ライトみたいなやつ使うのって、どうですかね」と訊いたら「いいと思うよ。うちの患者さんで使ってる人、ちらほらいるよ」と言われた。

じゃあ買うかーと思った。薬局の待合室でAmazonで高照度ライトの品選びをしていた。しかしだんだん興味がなくなってきて、買うのやめた。商品ページに真っ白に光る20,000ルクスの板を見つめて微笑んでいる女性の画像があって、これはちょっと僕には早すぎると思った。

この白線の眩さを、もう少し、有り難がっていくか。

Spotify。こっちのけんとのTinyという曲は、兄に対する劣等感とそれとの向き合いをテーマにしていた。テレビ番組の企画で、本人が兄の菅田将暉に対して抱いていた思いを赤裸々に語ったテクスト(有志の文字起こし)があった。アカペラの全国大会で優勝したこっちのけんとが、同じ頃に菅田将暉が日本アカデミー最優秀主演男優賞を獲り歌手デビューも始めたことに「『ふざけるな』とどこに対する怒りかもわからない思いが溢れた」など、生っぽい感情が書かれていた。これを読んで救われた人いただろうな〜と思った。

双極性障害を公表しているこっちのけんとは、2024年の紅白に出場した直後、いわば一番乗っている時期? にもかかわらず「しばらく活動をセーブします」とTwitterで宣言していた。僕はその投稿にすごく勇気をもらったのを覚えている。きっと生きてきたなかで沢山自分との戦いをこなしてきて、彼は彼なりの、自分の心身との適切な付き合い方を身につけているのだ。それは彼にしかわからない、彼だけのメソッド。

帰宅した。腹痛。横になってます。悲しい。悲しくない。無です。ご飯食べてシャワー浴びて、ユメギドつくるか。この一段落に1時間使っている。ユメギドつくるかって書いてから1時間何もしていない。トロヤマイバッテリーズだけのメソッドを早く見つけたいところだなー。

毎秒葛藤したあげく結局うまく作業に取り掛からなくて、安部公房の『箱男』終盤まで読んで寝た。読書にすらハードルを感じたなか、もう作業しない、今日の残りの時間は何かをすることで埋める、と判断したことと身体をそこまで持っていけたことに、うれしさがあった。

午前3時くらいに寝。