aikoのトリカブト
寝ぼけているとき、リビングの方からパートナーがzoomか何かで「aikoのカブトムシ」と喋ったのが聞こえた。
11時に起きた。パートナーにさっきaikoのカブトムシって言った? と訊いたら言ってないと言われた。僕は言ってないわけないと思って、aikoのカブトムシって聞こえたんだけど、と追及した。
それは聞き間違いだった。「アイコン」と「トリカブト」って言ったらしい。哲学者パースの記号論には「アイコン・インデックス・シンボル」という三種の記号分類があり、アイコンは「対象と見た目が似ていることで意味を持つ」類の記号を言うらしい。そしてトリカブトの実?は形が眼球に似ているために、昔のどこかでは目に効く薬として服用されていたことがあったらしい? パートナーは「まさにアイコン的な記号解釈だね」ということでトリカブトの逸話を話していたようだ。そして僕は、その一連をaikoのカブトムシの話だと勘違いした。睡眠ってすご。
それにしても、見た目が眼球っぽいからってそれが目の病に効く薬になると信じ込むのはよくわからない。たとえば眼球のイラストが描かれた魔法カードを見つけたとして、「目に関係する効果があるんだろうな」とまでは思うけれど、その効果が「自分の目を回復する」系か「相手の目を破壊する」系かは説明文を読んでみないとわからない。「目に××(なんか起きる)」のはいいとして、どうして良いほうの効果だと思ったのか、そのポジティブさ。いつか足元を掬われるぞ。実際トリカブトは猛毒だから、いっぱい死んだのだろうな。
毒と薬は表裏一体という意味で「目になんか関係ありそう」なら、ひとまず取り込んでみようと考えてみるのは、自然な流れなのかな。ボツリヌス菌が出す成分は毒だけど、微量ならボトックスとして美容効果を発揮する。このように、同じ物質も量次第で毒になったり薬になったりする。コンサータもよく覚醒剤と比較される。現行の覚醒剤の定義には当てはまらないけれど、効果は限りなく似ている。法的な線引き次第では、覚醒剤的なジャンルに入れられる未来もある。過去もある。コンサータと同じ成分をもつリタリンという薬は、2000年代に濫用されて社会問題になり、法的に制限された。

きのこ。生えているのか、乗ってるだけなのかわからない。

ああ。

地球の持つ部分?

トンネルあって入った。『The Witness』思い出すな。

自然な体勢をとろうとするとどうしても尻が土の溜まった部分についてしまった。土だらけでうぜー、帰ったらシャワー浴びよう。トンネルに潜りこむくらいのイノセンスがあるのに、土に汚れることは相応に嫌なの、妙だな。何歳なんだ。

目をつむって休んだ。今日は起きてから散歩に出かけるまでに時間がかかっちゃったな。帰ったらシャワーを浴びて、パン食べて、作業したい。
紅茶を飲みながら作業してる。

Death the Guitarこんなになっちゃった。パラメータの実験部屋。
Stitchを外した。Linterが変数のスコープと型にうるさく、Feather以上に警告だらけだった。そういう厳密さの要求の程度も含めてカスタマイズできるものかと思っていたのだけど、そもそもJSDocを使った堅牢で可読性の高いコーディングをGameMakerのプロジェクトでも実現したいというのがStitch制作者の理念らしかった。これはお呼びでないな。
GameMakerのIDE内部ではなくVSCodeでコードを書くスタイルは継続して良さそう。うわでもStitch以外の拡張でGMLを扱えるものがないのか。変数の色分けとかが、どうしよう。自作拡張……?
めっちゃ考えた。
明日、Godot Engineという別のゲームエンジンでDeath the Guitarのメカニクスを再現してみようと思った。
GameMakerに限界を感じてきている。GUIでやる手作業が多いのと、エディタの拡張性のなさに苦しみを覚えてきた。あと他にも色々思うところがある。ゲームエンジンについて。自分の特性について。色々考えた。GameMakerは、きつい。VSCodeで自作拡張を作るみたいな対応はできそうだと思ったけど、その辺を突き詰めていった先で「GameMakerじゃなくてもいいのでは?」という答えを得た。
C#のお堅い感じにはうんざりだけれど、エディタ拡張の自由度と情報の豊かさなどの良さはあるので、Unityに戻ることも視野に入れている。拡張性とGUIとのバランス、抽象性の高さの部分でGodot Engineはなんかいい感じらしい。少なくともGodotで一度やってみなきゃ、比較もできないから。
寝落ち。