頃合い

2025 - 06 - 14

11時頃に起きた。

ChatGPTまた様子がおかしくなった。どのカスタムGPTも同じふるまいをしてしまう。知的にナーフされている気がする。

今日は真面目な話書く。

その前に、真面目じゃない話を書く。

3Blue1Brownの日本語訳チームがLLMの仕組みを解説する動画の邦訳版を上げてくれていて、見た。言葉たちに事前学習させたデータに基づいた埋め込み行列を与えて各語に多次元のベクトルを割り当てたとき、たとえば「men」と「women」の差をとったベクトルが、「king」と「queen」の差をとったベクトルとひじょうに近くなるという話がめちゃくちゃ面白かった。

ChatGPTのLLMみたいな深層学習ほど立派なものは作れないにせよ、AIにランダムな出力をさせて、それに僕が点数をつけていってAIに重みづけを調整させていくループを繰り返す強化学習を作るの面白そうだしできるなと思って、32×32ピクセルの色面の180フレームアニメーションを生成させるソフトを作り始めてみた。

Pythonの既存ライブラリを大いに頼りつつ、ユーザーインターフェースはGodot Engine上でできるよう自分なりに工夫してみたりした。

まだ作業はこれから面白くなっていくところなのだけれど、中断した。

優先すべきことを思い出したからだ。

真面目な話というのは、明日からDeath the Guitarの開発にいっそう本気で取り組むと決起したということだ。BitSummitが一ヶ月後くらいに近づいていた。状況がだいぶまずいみたい。しばらく集中する。

昨日会社の人と話して、危機感をおぼえた。そして、うずうずした。ミーティングのたび、今週も何もできませんでした……すみません……と頭を下げるのにも飽きた。僕が作らないから、何もかも話が進まなかった。僕が動きさえすれば、会社の人も、期待してくれている人たちも、一発で納得させられるのだ。

「このままじゃだめだ」と自分に言い聞かせるくらいの精神容量がいまはある。すこし自分を焦らせて、負荷のある生活にしてみる。日記にDeath the Guitarの開発以外に書くことがないくらい、開発だけの日々を過ごしたい。