パーティーゲーム!

2025 - 06 - 27

ヤマトからSwitch2を受け取ったあと、3時間ほど寝て起きた。19時くらい。

イッツミー

Switch2やるぞ! セットアップして、マリオカートワールドをやった。

マリオカートワールドすご。

今作ではジャンプアクションが、飛び出す瞬間でなくても空中ならいつでも何度でもやれるようになっている。空中でジャンプアクションをすると、アナログスティックを倒してる方向に走行ラインがわずかにずれるようになっている。これのおかげで、結構無理のある位置の壁走りやレール移動に繋げられるようになっていた。

今作はジャンプアクションから入れば、どんな壁でも走れるようになってる。今までの作品では背景でしかなかったコース内の様々なアセットが、ぜんぶ走行につながるアフォーダンスをまとっている。走っていると、すべての出っ張りが気になっちゃう。Rボタンを押す手が止まらない。

ティアーズオブキングダムをみんながやってたとき、物と物をくっつけるシステムを活かして、人々は十人十色の創意工夫で冒険をしていた。中には「そんなのあり?」みたいなで祠を突破したりボスを倒した者の投稿がバズってたりして盛り上がっていたのを思い出す。マリオカートワールドの環境もそんなふうに、ジャンプアクションまわりの自由度のおかげで「そんなのあり?」みたいなショートカットが発見されていきそう。

Rボタンを押す手が、止まらないんです。

12時間くらいやってしまいました。パートナーと遊んだあと、一人でひとまずグランプリを制覇してエンディングを見た。その後しばらくフリーランしたけど飽きたので、ネット対戦したりサバイバルのラリーをやったりした。サバイバルCPU相手でも1位が獲れない。むずい。

クッパJr. たんけん。

『Nintendo Switch 2 のひみつ展』もやった。任天堂のこういうのやると、任天堂という会社はなんか存在が正しすぎるような気がしてきて、ちょっと怖いなと思う。

スプラトゥーンもやった。Switchでやるよりも、ヌルヌルしてた。

その後またマリオカートやった。

身体は限界を訴えていたのに、ベッドまでゲーム機持ち込んで、寝そべりながらタイムアタックしてた。この動画のキラーシップとアイスビルディングとキノピオファクトリーのNISCをできるように練習してた。携帯モードで寝ずにやってたらバッテリーが切れたので、一睡もしないまま起き上がり、マウントに戻してテレビで続きをやった。

ちゃんとはまってしまった。マリオカート、これ深入りしてはいけないな……。追究するとオンライン対戦をすることになる。スプラトゥーンみたいになる。オンラインゲームにこれ以上熱中したくない。

今作のマリオカートの試合は、従来のひとつのコースを3周する形式が当たり前ではなくなった。ひとつながりのオープンワールドの中であるコースから出るところからレース開始し、そこから別のコースに向かう道中でも争いながら走って、最後に目的のコースを一周して終了という形式がある。新しい……。けれどもこの「道中コース」の形式は、マリカ対戦勢からは今のところネガティブな声のほうが多いようだった。わかる。せっかくコースの緻密なショートカットを練習しても一周しか行われないのはもったいないし、道中はコースに比べると単調だった。

昨日の公式アップデートによってオンライン対戦の仕様が変わり、そのような道中コースが選ばれやすくなったらしい。それで界隈は賛否両論で荒れているらしい。僕はスプラトゥーンしかそういう「界隈」を知らなかったけれど、やっぱりどんなオンラインゲームでも、環境や仕様変更に一喜一憂してる人々がいるんだな。

スプラトゥーン対戦勢の界隈といえば、『スプラトゥーン3』が発売された初期、ステージの作りが「前作(スプラ2)に比べて攻めルートの少ない単調な地形ばかり」だとめちゃめちゃ批判されていたのが印象に残っている。侵攻ルートが少ないと、抜けが許されず素直な正面のぶつかり合いが多くなるので、長射程のブキが得しやすかったり、他プレイヤーと連携しないと打開しづらいために味方運にされやすいなど。僕は前作を遊んだことがない初心者だったから、単調なステージのほうが考えることが少なくて嬉しかったな。今もマサバやクサヤやタラポートなど、シンプルなステージのほうが好きだ。

スプラ3は発売されて3年経ち、もうステージに怒る人は見かけなくなった。3年間同じことに怒り続けるのは難しいのか。アプデでステージ改修がおこなわれて攻めルートが増やされたり、過去作のステージが復刻したり、ステージ以外の部分で短射程ブキが強みを発揮しやすい環境になったりと色々変化があったけれど、結局のところスプラトゥーンが好きな人はスプラトゥーンが楽しいから文句を言いながらもやり続けるしかないのだろう。腹を立ててたユーザー層は、意外とやめていないと思う。

マリオカートワールドの道中コースも、受け入れられるようになるといいですね。オンライン対戦だけがすべてじゃなく、カジュアル層にも訴求しないといけないから大変そうだ。マリオカートってそもそもパーティーゲームか。パーティーと縁がなくて忘れてた。

とても面白くて感動して一日を費やしてしまったけれど、急に落ち着いた。自分が『マリオカートワールド』でこれ以上何をやればいいのかがわからなくなった。僕は何層。ひとりで楽しむためのゴールみたいなのがない。フリーランモードにもっとナラティブがあればやってたかも。

マリオカートの存在感としては、まあこんなものなのか。あとは小学生時代と同じように、友達に誘われた時に起動して楽しむみたいな……。この流れでスプラトゥーンもやめられないかな。

何か忘れてる。