6時に起きた。
敗戦後の日本の子供たちが、進駐軍からチョコレートをもらって喜んでいた。チョコなんて、知らない文化圏に持ち込んだら無双だろうな。
『あれよ星屑』で、米軍基地のスープ鍋? からコンドームが出てきたみたいな描写があった。確かにコンドームって、すごいメリケン感がある。GHQ以降に持ち込まれたものなのかな? 昔ってどのように避妊が行われていたんだろう。そもそも避妊という考えがあったのだろうか? 大奥とか、どうしていた。
江戸時代の避妊法について調べていたら、もたれかかっていた壁のすぐそばをガガンボが横切って叫んだ。叫んだあと、どうすればいいのかわからなくなった。

アイドルは「ガガンボ 敵か味方か」とか調べないだろうな。
どうすればいいかわからないまま見つめていたら、ガガンボは曲がり角を曲がって見えなくなった。さようなら。25歳になるけれど、屋内で虫に出くわした時の対応のスタンスがいまだに固まってない。今回は事を荒立てず不殺生で済ませたけれど、もしエンカウントした場所が風呂場だったら、僕はすかさずシャワーで狙って流していたと思う。
『ビースターズ』で肉食を断つことを決めたオオカミのレゴシが、葛藤のすえ虫を食べて覚醒するシーン、複雑でよかったな。
無視でちょうどいいか。今後はガガンボを風呂場以外で見かけたら、登山者とすれ違ったときみたいに軽く会釈だけして無視することにしよう。どうもこうもしない。繁殖とかしだしたら流石に余所でやれやって対応をとるけれど。
「窓から逃がす」だけは、僕には一生できない気がする。あの行いってなんか意味がよくわからない。馬鹿にしているとかじゃない。なんか本当に高度に政治的な行為に見えて、意味がわからないのだ。いつ習ったんだろうと思う。

掃除ができなくなってから放置していたルンバ、ようやく直すためにサポートセンターに電話をかけた。担当の声の人の指示に従うままにお腹いじったりボタンぽちぽちしていたら、直った! やった!
決め手は簡単で、再起動したらただ直った。原因はよくわからなかった。以前床のフローリング素材を食っちゃって苦しそうにしていたまま何度か清掃をやらせてしまったのだが、それが関係あったのかも。その時期にエラー関連のキャッシュが不要に溜まり、メモリを圧迫してたとか?
今日はルンバが直ってよかった。あと充電の済んだ僕の耳かきをパートナーがあやまって分解しちゃっていたけれど、がんばって直してくれた。
会社の人とミーティングをした。壊滅的な進捗を見せつつも、本当に開発頑張るんで、BitSummitは新しいステージで行かせてください、信じてもらうしかないんですけど、やるので、と懇願した。僕はもう、自分の言葉がいかに空疎で信頼を欠いているか、わかっていても、それでも言葉を諦めないことにした。誰に迷惑をかけても呆れられてもいいから、自分のことを信じるしかない。自分に期待するしかない。会社の人への僕の毎度の「やります」表明。もはや狼少年じみてきた。でも、言い続けるしかない。いつか真実になる日まで言い続けるしかない。言って作れる環境を維持するしかない。Death the Guitarを一番作りたいのは僕なのだし。
僕だって「やります」って言っておいてやらないばかりの自分にはうんざりしている。なんでこんな嘘ばかりつくのかと呆れる。けれど、たまに本当にものすごい集中でやれる時期があって、その時期をモノにするためには「やります」と言い続ける必要があるのだ。「やれない確率が高いので、やりません」などと言っていては、僕は正直者でいられるかもしれないけれど、一生社会に参加できずに終わる。
『mono』最終話を見て思ったことがあって、それを書きたいけど、睡眠を優先する。寝て明日。引き続き開発をする。明日何もなければmonoのそれ書ける。