
9時に目覚めると、姉が大判焼きと今川焼き(パッケージにそれぞれそう書いてあった)を温めてくれた。

だからどっちだよ! リマインダーにメモする時刻を間違えてしまうの、どうにかならないかな。
姉と一緒に家を出た。診察までまだ時間があったので、精神科の近くのバーミヤンで作業をしようと思ったのだけれど、13時のアスファルト、気温が36℃あって、バーミヤンに着く頃にはもうくたびれた。作業のさの字もできなかった。

冷やしまぜそばを食べた。卵が別皿に乗せられて来た。卵黄と卵白を分離する道具も一緒にあった。普段自宅でまぜそばに卵を落とすときは卵白など気にせず丸ごと入れるけれど、せっかく分け機があるので、使ってみようと思った。

あんま使ったことないこれ。よくできているな〜。
ここに卵を入れると内側の隙間から卵白のかたまりがヌロロ、、と落ちていくのだが、なかなか卵黄から離れようとしない。
そこで、卵黄を左右に動かす。反対側の隙間に移動させることで、卵白とのつながりを断ち切るのだ。
手を傾ける。

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
慌てるな。
表面の膜を破らないように、慎重にすくい上げれば、器に戻せる。

地面師とは、他人の土地の所有者になりすまして売却を持ちかけ、偽造書類を使って多額の金をだまし取る不動産詐欺を行う集団のことである。
バーミヤンを出て精神科に行った。壁にかけられた雪山の写真について「これ、先生が撮られたんですか?」と訊いたら「あれは僕の師匠が撮ったの」と言われた。
その後、家に帰る前に実家に寄ることにした。近いから、ついでにキャプチャボードを取って行こうと思った。
祖母が僕の部屋を勝手にめちゃめちゃ片づけていた。まあ別にいいけど。ただ、すべての物の位置が変わっていて、キャプチャボードが見つからなかった(そのままでも見つからなかったかもしれない)。諦めた。代わりに、以前購入したVLog用カメラを持っていくことにした。いつか何か撮りたくなったときのため。
キャプチャボードを探していた時間から、鼻水が止まらなくなってきた。くしゃみはクションクションクション、咳をコンコンコン、犬ワンワンワン、猫ニャンニャンニャン、カエルもアヒルもガーガーガーと言ったところで、顔じゅう厳しくて、寝込んでしまった。涙も出て、目周りも充血して腫れた。実家に戻るたびに鼻炎ぎみになる。埃かなぁ。まあ実家に限らず、他人の家を訪ねると鼻炎になることはよくある気がする。3月に出た実家が、もう他人の家になったんだなと思った。
帰った。昨日あれだけ危機意識があったのに、作業できなかった。炎天下を歩いて、卵こぼして体調崩してたら、だめになっちまった。
Blue Prince自宅でもやった。英語がむずい。テキストがなかなか分量ある上に、ちゃんと熟読したほうがいいやつだ。知らない単語がたくさんあって困った。パートナーにかなり頼った。彼に英文を見せると、ウキウキで全部音読してから「ハハーン。要するに」と言って、説明してくれた。
すごいゲームだ。こんなのよく形にできるなぁ。ゲームクリエイターって、人智を超えた天才がうじゃうじゃいる? BraidとThe Witnessの作者とか、Papers, PleaseとReturn of the Obradinnの作者とか、LOK Digitalとか、Leap Yearとか、Outer Wildsとか、Inscryption とか、は、「同じ人間が、こんなに構築できるものなのか」と、新鮮に驚いてしまう。その種のクリエイターたちの度し難さに比べると、Toby Foxの天才性のほうがまだ理解はできる。
寝る。まだ目が腫れて痒い。