18時に起きた。
全然作業場に行く気が起きず、動けなかった。でも「とりあえず、荷物はまとめておくか……」と思ってふと立ち上がった。そうして靴下を探したりコード類などを持ち上げたりしているあいだに、ふと「今、今、今、この、こここの立って動いてる流れで、そのままこのリュック背負って、玄関から出てったら、今それを流れでしたら、いいんじゃないか、もしや、もしやね、まさかって感じだけれどね、万が一ね」みたいな意志のドライブが起きて、騙されたと思って家を出た。
そのまま騙されたと思って作業場に行けた。
僥倖。騙されたと思って5時間くらい作業できた。起きたのが遅かったから、集中が途切れる前に閉館時間になっちゃったな。

めちゃ仮のアセットでいく。
「絵的な作業は後回しにして、まずは仮のアセットで遊びの実装をやる」というよくある方針で作っていきたいつもりなのだけれど、自分はよく仮のアセットの時点でそこそこ描き込んでしまうしまう。むしろ、自分が描いたものを「まだ仮ですので、今後良くなるので……」と言い訳するために上の方針を口実として採用してるふしがある。
絵を描くのが基本的につらい。しかし同じくらい、仮アセットだらけのまとまってない画面を見るのもつらい。その板挟みで気持ちの置きどころに迷った結果、中途半端にどうせ後で直すような絵作りに要らん時間を割いてしまいがちだった。

今日はそんな自分の「仮」との向き合いかたの良くなさを痛感したので、意識的に絵作りを後回しにするようにしてみた。後回しったら後回し。
帰宅した。18時くんだりに起きたりしてると、作業場での時間を長く取れないな。もうすこし早起きしたい。でも、経験上生活リズムをどうこうしようとすると、自爆する。無理やり起きたり、無理やり寝たりしても体調を崩すだけなんだ。眠いときに目を閉じて、自然に目覚めるまで寝るのが一番良い気がする。今、自分に変に刺激を加えたくない。無駄な時間が多いのは自覚しつつ、しばらくはナチュラルなリズムに任せていくか。
誰も俺に刺激を加えるな! 色っぽい声を出すぞ。
Blue Princeのエンドコンテンツ気になるけど、攻略サイト見るのもなんだか気が引ける……ここはいったん、Outer WildsのDLCを進めてお茶を濁すか。刺激を加えないように。
今、ゲームも積んでいるけれど、本のほうもいい感じに渋滞している。『フェルマーの最終定理』を読みさしのまま『転校生とブラックジャック』を読みはじめてしまった。そして今『ダンス・ダンス・ダンス』を読みたい気持ちがすごい高まっている。しかも本当は『アップデートする仏教』が一番読みたい。でもこれは手元にないから読めない。今は本屋に行くことが刺激になって色っぽくなってしまうから、行けない。あネットで買えばいいのか。買った。明日届く。渋滞本が増えたじゃん。

自転車の保険の説明を読んだら、個人賠償責任が生じたときに1億円補償してくれるらしい。太っ腹だ。僕が誰かの大切な人を轢いても(1億円以内で)その罰が帳消しになるシステムがあるの、よくわからない。いや、わかる。わかるけどこれで合ってるのか、よくわからない。たまたま轢いてしまった加害者が、そのアクシデントのために突然人生終了するのは可哀想だから、補填のシステムがあってよろしい……という、認識? 賠償保険の倫理ってこういうこと? で、合ってる?

肩がつながっている
Outer WildsのDLCやばすぎ……なんでこんなすごいんだ。どこまで面白ければいいんだ。Blue Princeも試したいことがあって、ちょっとやった。両手のおにぎりを交互に食べる千尋みたいに、Outer WildsとBlue Princeを交互にやる。こんな悦楽が許されていいの? 楽しすぎている。これが人生なら、色っぽすぎる。
色っぽい声が出そうになったので、今日はもうゲームやめた。

窓の外は光りだしている。6時半。布団をベランダに干した。なんだか朝も、色っぽいな……。
明日のために、寝に行こう。ヨーグルトとパン食べて、イヤホンつけて横になって目を瞑る。