獣の取引

2025 - 09 - 21

8時に起きた。1時間くらい「行きたくない」と粘ってしまったが、なんとか家を出ることができた。

電車に乗って、けもケットに来た。ズートピアのニックのTシャツを着た人に列整理された。来たのが早かったのか入場まで1時間半ほど並んだまま待つ時間があり、そこで腰が痛くなった。イベントってこういうところある。出展側になりたいと思った。

入ったら空間はめっちゃ楽しくて、友人のサークル以外に狙いのサークルとか事前に何も決めてなかったのに、一通り巡ったら、いつのまにかたくさんの同人誌を手に入れてしまっていた。お金渡したらすぐ本を受け取ってそのブースは目的達成となる。ゲームの展示会と違って回転が速い。自然とできる行列のなかで買うから、サンプルを見させてもらうみたいな動きは僕には厳しかった。だから、表紙が良かったらそれだけで買わない理由がなくなっちゃった。そして一つを買ったら、これ買うなら自動的にこれも買うことになるんじゃない? みたいな感じで、歯止めがかからなかった。

途中から🐕さんと一緒に回っていた。時々彼が買った本を見せてもらって、あらららって言った。僕が「これはすごいですよ」と言って本を買ったら、🐕さんは「そんなこと言ったら僕も買いますよ!」と言って同じものを買った。彼は挨拶したいサークルの人がいたようで、そのブースまで行った。しかし話しかけるタイミングをうまく掴めず、足踏みしていた。彼は「うーん……」と言いながら、目的のブースの両隣の本を買うことで時間を稼いでいておもしろかった。最終的に挨拶できてよかった。

全部で21冊をゲットした。準備が悪くて僕の持ち金は一瞬で無くなってしまった。情けない。途中から🐕さんが奢ってくれた。「若者への投資ですよ」と言ってお札渡してくれた。そんな先輩からのありがたい投資金でリブラのエロ本買ってるの、MADNESS……本当に、おかげさまで……。お礼にと言ったらなんだけれど、🐕さんには彼のキャラクターのファンアートみたいなやつ描いて渡したいな。

脱出してモノレールに乗った。身の程を超えて買いすぎた。即売会経験の浅さが出た気がする。こんなだからクレジットカード止まる。これからは即売会やフリマに関わるなら出展側になりたいと強く思った。一般参加者になると、さまざまな意味で身がもたない。腰も痛くてかなわぬ。本を作ろう。椅子に座りたい。

自分の家に帰る前に、姉の家に行った。カタログと戦利品を姉に見せたら、一緒に読んでくれた。その後ハリーポッターの話をして、Amazonプライムで死の秘宝の良かったシーンをぶつ切りで見た。Part1でハーマイオニーが尋問されて悲鳴をあげるシーンが、姉はトラウマになっていた。姉にBlue Princeをやってもらった。姉から『でておいで、猫』という無料の短編ゲームを教えてもらった。めちゃくちゃ良いゲームで感動した。

スウィーティオ・マキシマ

無塩バターを買って帰った。

パートナーにも戦利品を見せた。彼は「ウワーたいへ〜ん」と言いながらページをめくっていた。たいへんだよね。

腰、腰、腰。

ウドンそば。

寝落ち。