【問題】
ある日、とあるレストランにて電話が鳴り、店主は受話器を取った。ところが、通話相手は一言も発することなく、電話はすぐに切られてしまった。これが間違い電話でも詐欺目的の電話でもなかったとしたら、電話主は一体何がしたかったのだろうか?
またランニングをした。相変わらずとてつもなくしんどい。最低限走るの定義(常に左右どちらかの足は地面から離れている)だけ満たしながら、極限までのろのろと走った。
今日は、昨日走ったときに限界を迎えて走るのをやめたポイントよりも、すこし先の道路表示のところまで走った。身体はまだそのことに気づいていない。このように、走る距離を徐々に徐々に長くしていけば、いつかお家に帰るまで走行を続けられるって寸法。
帰り道、寺の境内で、中年男性が太い木の幹の下にしゃがみこんでいるのを見かけた。

背中。何をしているんだろう、木を補強している(?)のかな? とか考えていたら、少し離れた場所に幼児が大量にいるのが見えた。なるほど、男性は幼稚園の先生で、かくれんぼをしているか、あるいは平場のちょけとして、園児から隠れているところだったのかとわかった。寺でやるんだ。

支払い票を取りに実家。猫となかよくした。実家に行くと普段見ない民放のテレビ番組が流れているので新鮮。『DAIGOも台所』で、DAIGOがオーブンから出来上がったグラタンを取り出して「ハイこちら、レンジ&トーストで簡単グラタンの完成でーす。だいぶ美味しくできましたねー」と言っていて、まだ食べてないだろと思った。自室で窓を開けて、だらだら過ごした。タイショーくんってリボンちゃんのことが好きなんだよな〜とか考えてた。
帰り道、なぜか祖母がついてきた。足元がおぼつかないらしく「手繋いでくれる」と言われたので、手を繋いで駅まで一緒に行った。祖母は「孫はいいわ。こんなふうに手繋いでくれて。今日は一生の思い出になりそ。[父]ちゃんにはよう頼めんもの。私のお母ちゃんも、生きてた頃はなんべんも私と手繋ぐの好きやったけど、私もその気持ちわかるわ」と言った。
祖母は僕の帰りのバスにまで一緒に乗ってきた。まあ好きにすればいいけど。僕はバス内では眠すぎて、ほとんど目を瞑っていた。やがて僕は自分が降りるバス停に着いた。祖母には、このまま終点まで乗っていけばおばあちゃんの知ってるところに着くから、歩いて帰れるよと教えた。祖母は僕に手を振った。別れた。
帰宅、眠い! 横になる。しかし眠れない。ウミガメのスープの問題考えてしまった。
ジョナサンに行った。会社の人とミーティングした。エルデンリングの話で盛り上がった。会社の人は2周していた。2Dの死にゲーとして『Salt and Sanctuary』というゲームと『Blasphemous』というゲームが面白かったよと教えてくれた。さすがインディーパブリッシング業務をしているだけあって、色々なゲームやってるんだなぁと感心した。「すごいですね」と言ったら、会社の人は、こういう死にゲーアクションがわりと個人的に好きなジャンルなので、と言った。「プロジェクトヘイルメアリー今読んでます。めちゃ面白いです。[会社の人]さん好きそうと思います」と言ったら「帰りに買います」って言われた。
ミーティングを終えて帰宅。2時半くらいに起きて19時まで起きっぱなしだったから、いい加減眠たかった。でも眠れなかった。「黄金樹とは何か? 黄金律とは?」の考察動画を見ながら横になっていたけれど、眠れなかった。自律神経が、いかれちまいました。
睡眠薬もろもろを飲み忘れていたことに気づいたので、飲んだ。睡眠薬を飲んだあとは、精神的に脱抑制気味になり、多幸感が増す。この時間に、ずっと避けていたタスクを勢いでこなせることが多い。3週間くらい返信をさぼっていた会社の人からの重要メールを返した。僕はキマってないとメールも返せないのだ。
だが僕は自分を恥じない。僕よりも、メールというシステムのほうがよっぽどいかれてる。なんで文通というめちゃくちゃ認知負荷の高い営みが情報通信のベース手段になってしまっている。もっと、キスとかにするべき。
僕はメールを憎んでいるので「〇〇様 いつもお世話になっております。トロヤです。」とか「以上、よろしくお願いいたします。」とか打たない。そんなことクソだから。一行目から「すみません遅くなりました! 内容確認しましたオッケーです」と書いて送る。「トロヤでございます。」などの情報はGmailの自動機能で補って貰っているから書かなくていい。社交辞令の定型文を廃するようにしてから、返信がだいぶ楽になった。
定型文句の雛形がやたらしっかりしているくせに、全然内容の通ってない、こちらが送ったこと読んでないだろみたいな文のメールを送られることがある。そういうの見ると、負荷が大きすぎて脳が熱くなり、寝込んでしまう。もちろんそれは、定型文というコードが、そのような言語処理が得意でない人でも社会的コミュニケーションへ参加することを可能にしてくれているというとても良い側面の証拠だ。でもだからといって、卓球のラリーの頻度でこちらにその解読作業を押しつけられても、僕は僕で処理落ちしてしまう。どちらが悪いとかいう話ではない。ただ認知負荷の押しつけあいが、発生せざるを得ないのだ。
そんなこんなでやっぱり人類には、テキストでの真面目なやりとりは早いと思う。以上、一人の発達障害者としての意見となります。ご理解いただけると幸いです。お忙しいなか恐縮ですが、今後ともよろしくお願いいたします。今週は特に冷えこむ予報ですので、お身体のほうも何卒ご自愛くださいませ。
すごい急に怒っちゃった。脱抑制。
怒ってやる! ブンブン
怒っちゃったけれど、これはシステムに対して怒ってるだけで、メールを送ってくる個人に怒りの感情をおぼえることはまったくないので、別に僕に連絡するのはびびらなくていいですので……! 丁寧な文でも適当な文でも、なんでも送ってください。
「…!」はどんどん使っていきたい。

Vtuberの名前案を書くチャンネル。
寝れそ
【解答】
「お電話ありがとうございます。オー・クレールでございます」店名を聞くなり、Aは満足して電話を切った。Aはずっと、自宅の向かいに佇む洋食店『Eau Claire』の読みかたが気になって仕方がなかったのだ。