今だけがわからないんだ

2025 - 11 - 28

夢で、高校の修学旅行に来ていた。うちの高校は制服があったけれど修学旅行では服装の規定は無く、しおりには「各自・自由な服装」と書かれていた。クラスの男子の一人が、女子の制服を着て来ていた。彼は教師に囲まれ、厳重注意を受けた。彼は泣きながら教師たちに反発していた。「僕は自分が着たい服を着てるだけです」と声を張っていた。

10時半に起きた。

テレビで、地球儀を作る工場の取材をしていた。機械製造と手作り製造の二種類の製法があった。機械製造の方も、半自動で作られた北半球と南半球を接合する最後の作業は人の手仕事によるものだった。北半球と南半球を経度にずれができないよう正確に組み合わせるとき、工場の人たちは赤道をまたがるインドネシアのスラウェシ島を目印にしてくっつけているそうだった。

みんなのうたでこれが流れていた。

きみが歌った日や 叱られた日のこと
ずっと覚えていたいのに
ぼくには今しかわからないんだ
ごめんね でもしあわせだよ

イヌの気持ちを歌った曲というところでは正直あまり何も感じなかったのだけれど、ただ「ぼくには今しかわからないんだ」というフレーズが、すごく胸に残った。僕がそういう人間だからかもしれない。僕は毎日をバトンタッチしながら過ごすのが苦手なので、その日その日を思いつきでやっているという感覚が強く、連続した持続的な自分を大事にしている感覚が薄い。

同時に、間反対の思いもある。端的に自分に関して言えば、僕は人よりも昔のことをよく覚えているほうなので「僕には今しかわからないんだ」というふうでもない。むしろ過去や未来の途方もなさに圧倒されて口を開けて突っ立っているだけで、中身のない時間を過ごしているような気がする。「今だけがわからない」といえばいいのか、そんなふうな地に足のつかない精神状態で生きているような。

この二つの感じは同居、というか並行して存在していて、僕の生き心地は「今」だけが未定義の直線上を生きているものと、タイムライン上の「今」だけのただ一点を生きているものの二つに分裂しているのではと思う。

ランニングした。自分より少し速いスピードで走っている人がいて、その人との間隔を一定に保ちながら自分も速度を上げて走り続けてみたら、ものすごいしんどかった。でも楽しかった。運動している間は何も考えなくていいからリフレッシュになる……って言いたいのだが、めちゃめちゃ考え事しながら走ってしまっている。

椅子に座って1時間経った。曲を作るのだ。Cubaseはすでに立ち上げてる。あとは手が動き出すのを待つだけです。気長に。とりあえずスマホには触れないようにしてる。「スマホには触れないようにしてる」みたいに自分への制約を守れてるのも、当たり前のことではないです。でも今日は守れると思う。

曲作ってる。

2022年に作ったPLAT Inc.のBGM。ほぼ初制作みたいなものだったのだけれど、今聴いても良いな。自分の作る曲は素直に好きだ。ただ当時は致命的に気づいてなかったことだけど、ずっと流れ続ける想定の死にゲーアクションのBGMが、こんなにメロディを主張していてはいけない。頭がおかしくなる。

単体で聴かせるMr.Asyu氏の楽曲を参考にしていたり、インプット源がほとんど東方と昔のポケモンだったので、メロディアスでヒロイックな古き良きゲームミュージックへのあこがれが強かった。でも最近のゲームのBGMはもっとクールで、ゲームシーンに溶け込んで寄り添うような感じですよね。

いつだってジョナサン。

1パート思いついた感じで打ち込んだけど、熱風の吹く砂漠っぽい曲になってしまいそうだった。考え直そうかな。

疲れた。目がしょぼしょぼして敵わん。

曲は、明日起きてから、歩きながら考える。たしか、作曲するときはいつも歩きながらメロディを考えていた。大まかな構成は決めてしまってから家に帰っていた。今回もそうしよう。

今日は作業ができてよかった。Cubaseの触り心地を久々に思い出した。あれ、そういえばPLAT Inc.や昔のDeath the GuitarのBGMは、CubaseじゃなくてStudio Oneで作ったのか。あれ? もしかしてMagical 8bit plug使ってない? 別のプラグインか? あそうか、思い出した、GBサウンドフォントというのを配布してる方がいて、それを使っていたんだ。高速アルペジオとかサウンドフォントだと出来合いのものがあったりして楽だったのだが……たしかCubase対応してなかった気がする。今後の自由度を考えるとMagical 8bit plugでの音作りに慣れていくほうがいいか。すみませんこっちの話です。

寝る。