845に起きた。
テレビで「ラジオ放送にはなぜAMとFMがあるのか」の解説をやっていた。ラジオの電波は音波を電磁波に変換して送っているわけだけれど、その変換形式がAM/FMで異なる。AMは電波の振幅(Amplitude)に音の情報を対応させて送り込んでいるのに対し、FMは電波の周波数(Frequency)に音の情報を対応させている。AMは周波数を高める必要がないからkHz帯の低周波で済み、それゆえ遠くに届きやすい。そのため、ニュースや災害情報に向いている。FMは周波数に情報を埋め込む仕組み上MHz帯の高周波にならざるを得ないけど、振幅を無視して読み出すから雑音の影響を受けにくい。そのため音質が良く、音楽を流すのに向いている。この二つが一長一短だから、ラジオではAMのFMが使い分けられている。
トレードオフの相反する価値があるとき、ものごとはふたつになるのかもしれない。Wi-Fiに5GHz帯と2.4GHz帯のふたつがあるのもそうだ。高周波は情報を詰め込む帯域幅が広いから高速で情報を送れるが、回折しにくいので遠くには届かない。低周波はその逆で、低速の代わりに遠くまで届く。波は本来的にこういうトレードオフの関係を持つ。
↑を受けて僕は、国会が参議院と衆議院のふたつに分かれている理由も考えられるんじゃないかと思った。今まで「権力を分散するため」くらいに思っていたけれど、「トレードオフの価値があるため」というより一般的な規則で捉えれば、AM/FMの違いにも対応づけられるかも。参議院(上院)は任期が長く、長期的視点での政治判断が行われる。これは低周波で音質が悪いが、遠くまで届きやすいAM通信と似ている。衆議院(下院)はポピュリズム的で民意がより直接的に反映されやすいが、任期が短い。これは高速で音質がよいが、遠くまで届かないFM通信と似ている。どう。結構よくできたアナロジーでは。
あとふたつに分かれているものでいうと、プロ野球。セ・リーグとパ・リーグに分かれてるのってなんなのかな? 歴史的な会社同士の対立事情によるものあったらしいが、アメリカでも同様にア・リーグとナ・リーグに分かれているのは、何か必然性のようなものを感じる。
僕の理解が正しければ、具体的な違いはDH(指名打者)制度があるかないか。DH制度を導入しているパ・リーグでは、投手は打席に立つ必要がなく、代わりに打者としてのみ登場する選手を起用できるらしい。DH制度の有無に現れているように、理念としてセは保守・伝統、パは革新・エンタメみたいな対立があるっぽい。これもトレードオフの価値対立による分化と言える。かな?

これですべてを説明するのは無理か。

銀座に来た。
大人気らしいイマーシブ脱出ゲーム「MRX 魔王の日曜日 弥生第1章」をやる。親友と待ち合わせをした。彼は向こうの歩道からこっちに向かって歩いてきていたが、死ぬほど歩きスマホをしていて、いくら手を振っても気づいてくれなかった。ついに目の前まで来ても気づかないので声をかけたら、彼は「ワ!」と叫び、左右の肘を後ろに突き出して、両足を揃えてバックステップをした。変な驚きかた。
イマーシブ劇場型の公演を遊ぶのは初めてだった。他の2人組と合同で4人チームでのプレイとなった。こういうとき、初対面の相手方が癖のある人たちだったら嫌だな〜と身構える。今回は極めて話しやすい人たちで助かった。
無事脱出? 解決? した。
リアル脱出ゲーム系はネタバレ感想の投稿が禁じられていると思うので、内容については書けない。メインキャラがCV.早見沙織だった(公式サイトに書かれてる情報)。
ネタバレを避けた感想としては、面白かった。かな? まあまあ面白かった? かな。いくつか遊んできて思うけれど、僕はリアル脱出ゲームなどで味わわせられる創作世界に上手く没入できない性質なのかもしれない。TRPGやマダミスも若干楽しめないのと同じで。この系統の(ラノベ的、YA小説的な)物語にはあまり興味が湧かなくて、冷めた目で見てしまうところがあった。でもギミックによって現実身体をフル稼働させられる感じとか、テクノロジーをふんだんに使った演出とかはすごいよかったし、驚いた。

なか卯たべ。社会人2年目の親友は、すこし疲れたような顔をしていた。明らかに大人の表情を蓄積していた。そのことを言うと、彼には「お前の顔はガキだ」と言われた。ひとたび社会で働きだすと、人の顔は大きく変わってしまうのかもしれない。
親友に「お前なんでゲーム作んないんだよ」って言われた。「俺だって作りたいすよ」と返した。彼はいつも僕のことを応援してくれている。なんか今の僕を見てると、せっかくの才能が活かされてなくて勿体無いと感じるらしい。あと僕が売れて人気者になったら、友達として自分も嬉しいらしい。
そんなことをぼちぼち話して、親友とは分かれた。僕も彼に「応援してるよ」と言った。「俺を? 何を?」「漠然と」「漠然とね」
帰宅。
別のお友達から、今度は渋谷で開催されるらしい『イカゲーム』のリアル体験型公演に誘われた。色々な催しがあるなあ〜。誘いをありがたく受けて、行くことにした。イカゲーム、綱引きのところまでしか見てない。
久々に続きを見てみた。『イカゲーム』は話がアホっぽいけれど、デスゲームものの中でもユニークな美術をしていて、見てて楽しかった。あとキャスト陣が好きだな。主人公役が韓国版大泉洋みたいで、旧友役が韓国版大沢たかおみたい。女性も素敵だと思った。
姉のときメモGS4配信が最終回を迎えた。氷室くんと結ばれていた。僕はときメモは挫折したことしかなかったので、初めて結末を見た。このゲーム、キャラにあまり癖がない。僕が観測した限りでは、どの攻略対象キャラもさっぱりした良い人という点では同じで、ほぼ同一人物に見えた。みんなまともな親に育てられてそう。ときメモは根強い人気のあるタイトルだけれど、今のところ何が面白いのかあまりわからない。いまいち人間や恋愛に興味のある人が作ったゲームと思えないんだよな。恋をすることや人を愛することって、もっと個別的で具体的であるべきなんじゃないか。
ノベルゲームや恋愛シミュレーションというジャンル自体は僕も好きで、いつか自分でも作ってみたいなと思ってる。その時は、ときメモよりオモロイものを作ります。そして姉に実況してもらう。
エルデンリングDLCをした。ラダーンに勝てないね! 例によってラダーンは後回しにして、未探索のエリアを回ろうかな。エルデンリングよりもオモロイゲームは、なかなか作れそうにない。
寝る。昨晩2時間しか寝てないから眠い。眠れる!
眠いから省略するけど、最近、男子校、お笑い芸人たちのネットワーク、オタサー、(トキワ荘的な)シェアハウス……などのコミュニティに強い興味がある。どれも自分は通らなかった世界だけれど、僕はこれらのうちどれかを通ってくるべきだったんじゃないか、という気がしてる。もし通っていれば、もっと面白く、のびのびとした人格形成をしていたんじゃないか、みたいなif。