骨降る夜

2024 - 11 - 29

寝てねえ。

ハサミを、いつ買う。

今日は、夜になるまで寝てはいけない日だった。明日、朝の8時集合のインターンがあるから。夜に寝ないと、ずれる。大変なことになる。今度は絶対に、寝坊しない。

大学に行った。行き帰りを合わせて、電車に4度、バスに2度乗った。寝てねえから、乗ろうとした電車やバスが、ことごとく僕が到着する寸前に発車してしまうのだった。ホームへ上がるエスカレーターの手前で、ホームから降りてくる人の集団にすれ違うと、聴かなくても頭の中で発車音が鳴った。

大学に着いた。ラボの教室に入った。学生は僕の他に、5人しかいなかった。出席率が悪すぎる。講評会の直前期だから、みんな自宅にこもって作業に明け暮れているのだろう。

今日は寝てねえから、体がふにゃふにゃで、ぜいぜいで、まぶたも痙攣している。

僕は机についた。パソコンを開いた。寝不足でどうしても体調が悪く、作業する気はなれなかった。頭が、押しつけられるように重たい。軽い気持ちでついた頬杖が、机に根を張ってしまった。ノートを開いた。

先週の、スクランブル交差点のゲームジャムのアイデアノート。このときは、頑張って考えていたな。まさかあんなことに……。

明日から始まるインターンは、2日間という制限時間のなか、デザイナー、プログラマー、プランナーの3人チームでゲーム開発に挑むという内容だった。テーマは当日に知らされる。それって、ゲームジャムじゃないか。ギャッ。僕はプランナー担当だった。企画の立案やレベルデザインを担当しつつ、チームの指揮を取る。チームの指揮なんぞ、取りたくありません。プレゼン資料も制限時間中に作って、発表する必要があった。

ノートにペンで「眠い」と書きつけたら、授業が終わった。終了の20分前に教室に着いたので、20分間だけの授業になった。

帰りのバスも、目の前でプシュウっと扉が閉まり、行ってしまった。あまりにも目の前だったのでらささもひまくにたなな僕はもう「ありがとね〜!」と言ってしまった。

帰宅した

ちょっと眠すぎる

眠すぎる

20:37もう夜だよな? アガがまなかっくんかっくんなってんすわ

おやすみー!

インタンがんはわりう頭蓋骨、墜落。

はねねねねやねこれは、ねす?

あだへむ

さなりねむい