kodomodomo

2025 - 01 - 13

7時に起きた。13時間近く寝ていた。

昨日の記憶がほとんどない。実際ほぼ何もしていないのだけど、何をしようと思っていたのかも思い出せない。一日中自動操縦モードになっていたのか、思考がそもそもなかった。あ、『グノーシア』をやり始めていた。

柿、切って柚子と砂糖に漬けたのだけど、食べるのを忘れたままパートナーの家に置いてきてしまった! Gun(銃)。

朝食後、1時間ほど何もしなかった。ぼーっとしてた。その後、英語の期末試験を受けた。これで今年度の授業は終わった。英語の単位が無事に取れれば、来年度はラボの授業以外無くなる。ラボの授業は、ほぼ卒業制作のためのものになるだろう。僕の卒業制作はDeath the Guitarだ。シンプルな一年になる。

ユメギドを作るかー。Steamストアページを作る。ストアページができてから2週間が経過していないと、リリースはできないらしい。ワオ。

散歩。いつものルートを逆からたどった。

道路の白線が、粉々に砕けていた。意外だった。「砕ける」印象が無かった。どのような力が加わったらこうなるんだろう。

振袖を身につけた人たちがいた。成人の日か。成人式、順当に行かなかったな。僕は転勤族だったせいでどの学校にもいまいち帰属意識がなく、参加しても孤立せずに楽しめる自信がなかった。親友は地元の成人式に参加していた。彼が撮ってきてくれた写真を見て、かつての同級生たちの成人した顔を確認することができた。一時期ふたりで帰っていた、近所だった男子の写真を見つけた。当時のぬいぐるみのような柔らかい雰囲気から、むくつけき青年の風貌に変化していた。その写真を見たときだけ、行けば良かったなとすこし後悔した。変わる人は変わる。

蔦の名残り。

広場のベンチに座った。大量の親子が遊んでいる。凧揚げをしている家族が4組いる。密度の小さいテニスボールをラケットで打ち合う親子もいる。年配の女性が屈んで男の子にヘルメットをかぶせている。風船を一人で叩いている子供もいる。シャボン玉も飛んでいる。今日は風が強い。このベンチに座っていると後ろから吹くので、落ち葉が前方に転がっていきカラカラカラカラカラと音をたてた。

広場全体を実は巨大な網が囲っていて、ここにいる子供全員が一挙に水揚げされたら面白い。その子らを集めて、子供の砂時計を作る。狂った金持ちになったらそれをやる。

成人の日。大人。

子。中高生は好きだけど、小学生以下の子供のことはあまり大切に思えない。それこそ水揚げの妄想とかしてしまう。社会の要請としてある「小さい子は地域をあげて守らなければ」みたいな規範意識は持ってるけれど、僕個人としての直感が、どうしても子供のことを「伸縮するおもしろオブジェクト」くらいにみなしてしまう。ドリームワークスの映画制作チームもそう思ってると思う。散歩中に通りがかる校庭に目をやると、そこにいるのは興奮し跳ね回るぼたもちの群れだ。ぷちっとしたくなる。

『苺ましまろ』9巻

『苺ましまろ』はたまに子供の尊厳を踏みにじっていてすごい笑う。子供に特有の柔らかくてフラジャイルな質感・世界観に、ガチのマテリアル・身も蓋もない概念を関係させている。タライが降ってきて鈍い金属音が鳴ったり、床に頭をぶつけて死亡したり。でもこの作品もまだ子供の可愛さを慈しんでいる成分が強くて、僕としてはそこがノイズに感じて醒めてしまう。「可愛さ ⇔ 物理」成分の塩梅によるシュールギャグをもう少し物理方面に振って、子供が急に吊り下げられたり、機械に髪を巻きこまれたりする光景を見たい。

こういう発想を人に話すと、時として不快がられたりキュートアグレッションとされたりする(僕は子供のことをキュートだと思ってない)。僕はギャグのツボの話をしているつもりだが、相手には性嗜好の話だと勘違いされたことがあった。発言が相手のなかで「ギャグ」の回路に繋がらなかったとき、ギャグに次いで奇異な領域として「フェチ」へと解釈されるのかな。でもまあ勘違いされるのはしかたない、というか、理解できないなか僕の言うことの切実さを認めてくれているだけありがたいな。「全然面白くないのですが」と言って僕を傷つけないよう遠慮してくれてるかもしれないし。それよりきついのは、サイコパスとか不思議ちゃんとか逆張りだとか、あるいはその「ふり」みたいな言い方で、浅瀬に捕えられることだ。前の大学で在籍していたサークルでは、僕は内輪のノリでよく「トロヤはサイコパス」とキャラづけされ面白がられて?いた。別にいいけど、集団ってこういうところあるよなーとは思う。

昨年出産した姉は、子供に対して何か認識の変化があっただろうか。

砂塵が舞った。帰った。

ストアページを作成するには、たくさんのグラフィックアセットを提出しなければならない。大儀である。いかにも面倒である。

夕食たべ。

夕食たべ。1時間経ったけど、まだ食べきれない。食欲が失せて、箸が動かなくなった。昼休みに取り残された子供。学校。勉強が苦手な者はテストがつらく、運動が不得意な者は体育の時間がつらかったように、給食をうまく食べられない者は昼休みがつらかったのだろうな。小学生の僕は、たくさん食べる者だった。おかわりもしていたな。ジャンケンもしていた。牛乳もたくさん飲んだ。クラスの牛乳嫌いの子から毎日牛乳を譲ってもらう年間個人契約を結んで、毎日2本以上は必ず飲んでいた。7本飲んだ日の下校の道は、一歩進むたびに腹がチャプチャプ鳴った。昔の話だ。今は食べられる量が平均以下になった。今晩については、半分のお皿が喉を通らなくなってしまいました。頰もこけてしまいまして。目元のくまも濃くなって。冬が過ぎたら溶けて消えそうだ。

自分の時間を進めるために、無理やり食うぞ。

食った。23:45。遅そ。ため息をついてしまう。ストア申請を今晩中にやるぞ。

やった。レビュー待ち状態にすることができた。

ストアページの作成だけで一日が終わってしまうなんて情けない。でも月曜日から、切り替えて作業をすることができた。明日は基本的遊びの実装。思いつく順序で進めていく。今日からの5日間、じっくり開発に臨めるといいですね。

ネルズ。深夜1時半。また少しずつ、睡眠時間が後ろ倒しになっていってる。いずれまた日没後に目覚めることになりそうだなあ。ひとまず明日、何時に起きて何時に寝るか、気にしてみる。