直視すると見えなくなるもの

2025 - 08 - 22

8時に起きた。

『マダガスカル2』を見た。これ何回見たかわからない。トロヤはマダガスカルシリーズが大好きで、特に2が好き。ペンギンズやキングジュリアンファミリーなどの脇役たちが、それぞれ独自の世界観で冒険を謳歌していて、主人公たちのことは別にどうでもいいと思っている感じの距離感がなんか面白い。ドリームワークスだとカンフーパンダも好き。

流れで3も見た。連続で見ると、映像がすごい進化しているのがわかった。でもやっぱり2が好きだな。3は出来すぎてしまっている。2までの毒っぽさが無くなって、話もキャラも綺麗めになってしまっていてそれがやだ。ペンギンズ・ザ・ムービーにも同じことを感じてる。ペンギンズが可愛いのは間違いないけれど、主役として作品に据えられてしまうと、葛藤と成長みたいなドラマが邪魔になり、ペンギンズの固有のキャラクター性が結果として薄れる。

この空の雲。

1時間ほど寝て起きた。Death the Guitar編のことを考えた。考えていると鬱っぽくなってきた。これだめだ。よく知っている。役に立たない「奮起」だ。やはり、ルーティン通りにただやることでしか、大きなことは進まない。「考える」なんてことはそもそも大仰でぎこちない行為だ。一週間に一度やる程度のものだ。

SEKIRO進めたあと、『ガンバの冒険』という1975年のアニメを見始めた。ネズミたちが、ノロイという名前のイタチの一族の占める島へ冒険に行く物語。なぜか見てる。腰が痛くなってきたからかな。昔のアニメってやけに早口だよな。

0時ごろ、自転車のタイヤに空気を入れた。暗かったけどできた。

『宇宙人ムームー』によれば、Panasonic製の最新トイレ「アラウーノ」は製品開発の段階で、どんな成分組成、形状、量の便にも対応できるよう、完璧なまでに便と同じモデル物質「擬似便」を作り、それで水洗実験をおこなったらしい。そんな擬似便は担当者曰く「本物を超えた偽物」とのこと。こういう、実際運用を想定して作られる仮初の理想モデルって面白い。擬似便はいわば大便のイデアだ。この世のあらゆる大便を包摂する完全体でありながら、擬似便そのものを実際に排出することは誰にもできない。あるいはプラトンなら可能かもしれない。

寝ようと思います。『ダンス・ダンス・ダンス』読み始めた。序盤のものばかりになっちゃって困った。