人生の進行方向

2025 - 12 - 19

乗っていた飛行機が落ちる夢を見た。

18時に起きた。目覚ましで起きる日が続いてしんどくなっていたので、今日は好きなだけ寝ていようと思っていた。その結果。

17時に一度目が覚めたとき、異常にネガティブな思いが駆け巡っていた。諸々の事実に照らして、自分は明らかに、愚かで、惨めな存在だな……と確信して、絶望しきっていた。そのまま寝た。これを書いてる今は全然大丈夫。コンディション次第で認知はいくらでも歪みうることがわかる。たとえ同じ事実を参照したとしても、それを受けて心がどのように認識し、反応するかは、大きく振れるのだ。

ご飯を食べてランニングした。

Discordで行動を実況しながら動いた。

4時間ほど作業をした。新しいBGM(チップチューンver.とバンドサウンドver.の二種類のトラックがある)を使ったインタラクティブミュージックを実装した。敵を連続で倒すとバンドサウンドに遷移する。死んだり、敵を倒さない時間が続くと、チップチューンに戻る。

近くある卒制審査に提出する作品の肝ポイント(肝ポイントという言葉は無い)に据えていたのが↑のIMの実装だった(妥協に妥協を重ねた目標だけど)ので、かろうじてそれを達成できてうれしい! 今日は久々にまとまった作業ができた。穏やかに集中を持続できた。毎日こんな感じで継続していきたいけどね。昨日一昨日とどん底の気分だったけれど、そこからある程度意識的に、自力でメンタルを持ち直せたことに、涙。

僕が開発をしているあいだ、姉は自作のぬいぐるみを縫っていた。

2時40分。明日は朝早く家を出る必要があるけど、起きた時間が起きた時間なだけに今から寝れるわけもないので、徹夜するかな……。映画でも見ます。

石井聰亙監督『逆噴射家族』を見た。新築のマイホームを手に入れた家族が仲違い、というかそれぞれの偏執的な精神が開花して、殺し合いになる話。アホのシャイニングみたいな。すごい良かった。とにかく映像がいかしてた。ジャンプカットが良かった。

家族が殺し合っていて面白かった。父親が娘に「死ねー!」って言って腕を折ったり、母がフォークを義父の腕に突き刺したり、祖父が孫娘を縛り「私はこの娘を強姦、抹殺する」と言ったり、息子が「ガイキチ野郎、病院へ行きやがれ」とか言ってスパイクで父の身体を踏みまくったりしてた。一家がバトルロイヤルするのってちょっと面白すぎかも。殺しの動機が「お前らは病気で頭がおかしいから」であることも、これ以上ないくらい美しいと思った。

一番感動したのは、自宅に出たシロアリに対する不安に取り憑かれた父親が、仕事場を飛び出して自宅まで舞い戻るシーンだった。ストップモーション(動画でジャンプカット繋ぎだったかも)で街を駆け、電車に乗り、最寄駅についたら自転車に乗って、自宅まで漕ぎまくる……という一連の疾走なのだけど、切羽詰まった顔をした父は電車内でも走っていたのだ。端っこの車両から次々と、他の乗客を押し退けながら車両を変えていっていた。ごく真面目に考えれば、いくら急いでいても電車内で移動する意味はないのに。天才的演出。

電車に乗って移動しているとき、身動きしない自分に対して、電車という箱は着々と移動し、現実を進行していっていることによく不思議さを感じていた。僕は美術予備校に通っていた頃、予備校のある駅で降りられずに終点まで行ってしまうことが何度かあった。見知らぬ千葉県の終着駅で降りて、そこのホームのベンチに座って、そういうことを考えていた。電車自体にも空間的な広がりがあって、車両の進行方向とまったく同じ方向に歩いて移動可能な次元が伸びていること。電車で目的地へ向かっているとき、人生の進行方向へ動いている自分と動いていない自分が同居していること。

相当よかったな。

時間が余ったのでエルデンリングをした。影樹の化身、宿将ガイウスなどを倒した。

今日は良い日に数えて良い。