秘匿されたワイルド

2026 - 01 - 03

明晰夢らしき夢を見た。これが夢であるという自覚があって、自分の意志である程度期待通りの場所や状況を具現化できているという感じがあった。

「これが夢であるという自覚があって、自分の意志である程度期待通りの場所や状況を具現化できている」と感じるだけの筋書きのただの夢だったかもしれないので、本当に明晰夢だったのかは、原理的に確かめられないけれど。前もこんなことあったな。僕はわりとこういうの見る。浅い眠りが多いからだと思う。

あまり無理やりに世界に変化を起こそうとすると、”夢感”の自覚が際立って目覚めてしまいそうだった。だから、夢を見ている状態をなるべく維持できるように、状況を少しずつ試しながら組み立てていった。

何事も自由に操作できる世界を得たところで、自分が本当に欲していることは叶えられないことに気づかされた。夢世界にいることを自覚しているということは、いずれこの世界は終わって現実で目覚めることを知っているということだ。たとえばこの世界でDeath the Guitarを完成させたり、奨学金を完済したところで、どうせ目覚めればそれらはリセットされてしまう。本当の望みは、持続を前提としている。

まあいいけど。めちゃくちゃ犯罪したし。よきタイミングで目覚めた。いつでも起きるという選択肢がとれるのも、明晰夢の特徴のひとつかもしれない。僕だけかもしれないが。一般的に明晰夢はこういうものだ、みたいな情報知らないからな。

Redditとか探せば、明晰夢を見ることに全力を注いでいる人々の界隈とかあったりするのかな。大した界隈じゃなさそう。明晰夢があまり面白いものとは思えない。明晰夢で味わえることは所詮、既知の体験や感覚に過ぎない。自分でコントロールする世界というのは、自分のボキャブラリーの範疇でしか語れない世界ということであり、それは現実世界の劣化だ。

起きたら20時だった。

温度モンキー

漫画をひたすら描いていた。ペン入れして、色つけて、背景描いて、背景の色つけて、効果音描いて、吹き出しを書いて、セリフをつける。たった1ページしかできなかった。ペースを上げないとまずいなあ。

ランニングをした。走行距離を徐々に伸ばしてきた結果、今日ついにスタート地点に戻ってくるまで一周走り切ることができた。これからはどうしよう。帰宅しても走り回ってようかな。

野生動物の親が、ふとした拍子に子を見失って途方に暮れるところとか、見たい。あと、兄弟がじゃれあいのつもりで噛んだら、相手の首を折ってしまったようすとか。地面に体を擦り付けてマーキングしていたら、たまたま近くにあった側溝に落ちて、地上に戻って来れなくなるとか。木から木に飛び移るのを失敗して、崖から転落するとか。

動物の世界ではそういった取り返しのつかないたぐいの事故が、人間の何倍も起きているはずだ。野生動物の番組が好きなんだけれど、そういうので見かける動物たちは、たまたま事故に遭ってないだけの極めて特殊な例なんじゃないかなーと思う。そう考えると、なんだかもっと直感に即した野生のありさま……なんのドラマも背負うことなくプツンと命が絶たれることが当たり前の世界のほうに興味が湧いてくる。

寝る。明日も漫画。どんどん進める。